どーも。家電男児です。
いきなりですが、皆さまに質問です。
「あなたは冷蔵庫を選ぶとき何を最優先にしていますか?」
これが答えられればすぐに見つかると思います。
もし、答えられなかった方は冷蔵庫を選ぶ際に絶対に参考になると思います。
今回は冷蔵庫はどのようにして選んだらいいのか?ということをお伝えしていきます。
【冷蔵庫の選び方】何が必要で何が不必要なのか?
まず初めに、冷蔵庫を選ぶ際に何を見たらいいのかを項目にしていきます。
・冷蔵室・野菜室・冷凍室・チルドルーム
・メーカー
・デザイン
この9つの項目を抑えておけば間違いないと思います。
初めに言っておきますが、この項目全て自分の希望に当てはまることは、ほとんどないと思いますので、9つのうち3つは絶対必要とかこの項目だけはなど基準を決めて見ていただけるといいと思います。
それではこの9つの項目について詳しく解説していきます。
容量・サイズ・扉の開き方は家族で決める
容量
容量に関しては基本的には「家族の人数×80L+予備70L」程度を目安として考えれば間違いないです。
例えば4人家族なら400Lぐらいの冷蔵庫、6人なら550Lぐらいの冷蔵庫というような感じで大丈夫です。
例外もあります。
・「毎日買い物するよ」って方は、少し容量を減らしても問題無いと思います。
・「まとめ買いするよ」って方は、もう少し容量を増やした方がいいと思います。
なので、家族の人数もそうですが、買い物の頻度によっても容量を決めた方がいいです。
間違いないのは、少し大きめの容量の冷蔵庫を購入すると心配はないでしょう。
サイズ
冷蔵庫本体のサイズですね。
幅の長さ、奥行き、高さ。
設置したときの大きさは皆さん考えられると思いますが、購入したらそこに設置するための経路にも問題がないか?ってことも考えなければなりません。
設置できない環境であれば少し小さめの冷蔵庫にしなければなりませんので注意が必要です。
設置した後も冷蔵庫が邪魔にならないかと予測しておかなければなりません。
実際にメジャー等で測った方が失敗がないので面倒かもしれませんが、測っておくべきです。
扉の開き方
家に冷蔵庫を設置する場所ってコンセントの位置等でほぼ決まっていますよね。
だったらそこの場所に合う冷蔵庫を選ばないといけません。
キッチンの動線をチェックしましょう。
冷蔵庫の開き方には4種類あります。
②左開き
③フレンチドア(両開き)
④左右開き
この4種類のドアのうちどれなら問題ないのか?
開けやすさ、壁などの障害物の有無、開けることで通り道が塞がれないかなど確認してから決めましょう。
最近では右からも左からも開けられる左右開きタイプなんかも発売されています。
それであれば左右が塞がれてなければ問題ないので融通がきくので便利です。
最も使用頻度が高いのはどこ?
冷蔵室・野菜室・冷凍室・チルドルーム
冷蔵庫のどの部屋をもっとも使用するかによって、決めることも必要です。
また、機能によっても選択肢が増えてきます。
冷蔵室
冷蔵室は主に一番上段にあるオールマイティーな場所です。
一番開け閉めが多い場所で、なんでも入れてしまいがちです。
ここは収納機能や棚の配置等でみるのがベスト。
いろんなものを入れてしまうため、整理整頓するのが難しいからです。
棚の位置をアレンジできたりするメーカーもあるのでチェックしましょう。
野菜室
野菜室は、ここ最近どのメーカーも力を入れているところです。
いかに野菜の鮮度を保つか。栄養素を保てるか。そんなところを注目すると良いでしょう。
また、野菜室の使用頻度が高いので野菜室の位置しているところが下の段なのか、中段にあるのかもメーカーによって違ってきます。
取り出しやすさにも工夫がされているのかチェックです。
冷凍室
冷凍室は主に保存するために使用することが多い。
冷凍して保存される量が多いご家庭、お弁当によく冷凍食品を使用するご家庭には、冷凍室は大きめのサイズを選択するべきです。
また、整理整頓しやすい工夫された冷凍室を設計されているものだとしっかりと収納することができます。使い勝手も良くなるでしょう。
チルドルーム
チルドルームは、野菜室同様現在、機能を向上してきています。
どんな風に向上しているのか?
お肉やお魚の鮮度をできるだけ延ばすようになっています。
どのメーカーも0℃~-7℃くらいまで温度を下げて微凍結させて保存する技術を駆使している。そうすることで保存期間が延びる、新鮮な状態で保存できるため旨みをそのままに保つことができます。
また、生ものなので雑菌が繁殖しやすい空間なのでイオン等で清潔に保てるようにしているメーカーもあります。
各メーカーの冷蔵庫の特徴を知る
各メーカーの特徴を抜粋して解説していきます。
パナソニック
業務用レベルの凍結スピードでおいしく急速冷凍できます。急速で冷凍することにより、解凍後のおいしさが落ちてしまうのを最小限に抑えてくれる。
ナノイーXを搭載している。庫内の雑菌の繁殖を抑制し清潔に保ち、さらにニオイも抑えてくれます。
チルドルームは、「パーシャルフリージングシステム」を搭載。肉や魚が凍ってしまう前のギリギリの温度の-3℃で保つ環境を作っている。
それにより、細胞の周りが少し凍っている程度で中身の細胞が破壊されない。また、微凍結させているから酸化も防いでくれます。
外観は高級感のデザインが特徴。ミラー加工が主流となってきていましたが、「フロスト加工」を採用して質感にもこだわっている。
庫内のデザインにもこだわっており、冷蔵庫だけにクールなデザインになっている。
東芝
東芝のチルドルームは、3つのモードを選択でき使い分けることができます。
・旨みを高める(低温チルドモード)
・鮮度を守る(速鮮チルドモード)
・解凍もできる(解凍モード)
おいしさを保つために最適な約−1℃で保存できるようになっています。
庫内を清潔に保つために「新・光触媒ルネキャット」と「LED除菌」で菌の繁殖を抑制します。
野菜室は、約7日間野菜を新鮮に保てるように、潤いだけを取り出す「ミストチャージユニット」を搭載。
野菜の鮮度が長持ちし、直接冷気を当てない設計なので野菜を傷めにくくされています。
そして、野菜室は真ん中に設置しているので野菜室を使用する頻度が高い方におすすめです。
製氷室や給水タンクは、抗菌仕様となっており、給水経路(給水タンク・ホース・ポンプ)を丸洗いできます。
また、氷を作る時間が約1時間でできちゃいます。
庫内は整理整頓できるように自分でレイアウトできる棚や仕切りが設置しています。
シャープ
シャープといえば、「メガフリーザー」です。約189Lもの大容量の冷凍室となっている。
ただ冷凍室が広いだけでなく、通常冷凍よりさらに低温でコントロール。
また、霜取り運転前やドア開閉後に急冷し、庫内の温度上昇を防いでくれる。
それにより、冷凍保存特有の霜つきを抑え、食品の鮮度を守ることができる。
よく冷凍保存される方、お弁当に冷凍のおかずを使用される方におすすめです。
野菜室は、まるで雪国で野菜を雪の下で保存している状況を再現した。
それにより、新鮮な状態で長期保存ができる。
低温・高湿環境だから、鮮度が守れる。
さらに、野菜は寒さから身を守ろうとすることで、でんぷんが糖に分解される。よって、野菜の甘味成分がアップさせる野菜室となっている。
チルドルームは、お寿司屋さんにある「ネタケース」をヒントに作られた。
無風状態で乾燥を防ぎながらしっかり冷却できる。
また、プラズマクラスター搭載で菌を抑制してくれる。
だから、新鮮な状態で清潔に保存できる。
日立
下の2段を冷蔵室・野菜室・冷凍室を自分でアレンジできる。「ぴったりセレクト」を搭載している。
生活スタイルに合わせてアレンジすることがでるため、使いやすい。
また、最上段を「まるごとチルド」で野菜も保存できるようにすることもできます。
チルドルームは「特鮮氷温ルーム」。凍らせない約-1℃を保つ機能となっており、鮮度を長く保ち、乾燥を抑えてくれます。
刺身で約3日間、肉・魚は約7日間鮮度を保つことができる。
そして、ラップをしなくても乾燥しない設計となっているので、ラップ無しで保存ができます。
三菱
三菱の冷蔵庫といえば、「切れちゃう冷凍」です。
約-7℃で凍らせているため、冷凍なのにサクッと切れちゃう。
解凍せずに切ることができるので、鮮度を保ったまま手早く調理ができます。
野菜室は、朝収穫したばかりの野菜のようにみずみずしく新鮮に保ち、LED照射をすることでビタミンCがアップ。
チルドルームは、氷点下なのに凍らない「過冷却現象」を応用した三菱独自の技術により、いたみやすい肉や魚の鮮度長持ちさせ、生のままおいしく保存できます。
製氷室は、清潔に保てるように全部丸洗いができます。製氷皿、ポンプ、パイプ、フィルターまで、すべて外して洗えます。抗菌製氷皿を使用しているためさらに清潔です。
冷蔵庫はキッチン最大のインテリア
冷蔵庫は、キッチンの中でも最も大きな家電である。従来の製品はほとんどが白やグレーばかりであって、面白味がなかった。
しかし、現在は白、ブラウン、ゴールド、鏡のようなミラー加工と様々な配色がありインテリアの1つとしても活躍している。
そこで、冷蔵庫を選ぶ際にデザインは必要とするのか?
答えは、イエス!
機能性が重要なのが一番であるが、デザイン性もとても重要です。
むしろ、デザインを重視して購入されている方が増えてきている傾向にもある。
オシャレな冷蔵庫であれば、毎日の料理が楽しくなるし、来客時の注目の的にもなる。
キッチン全体がオシャレに見えて、清潔感が高いようにも見せることもできる。
なので、
自分の好きなデザイン・おしゃれだと思う冷蔵庫を選ぶことをおすすめします。
【まとめ】冷蔵庫の選び方
①容量
家族の人数×80L+70L=最適な冷蔵庫の容量
もしくは、最適な容量のワンサイズ上の冷蔵庫にしましょう。
②冷蔵庫の各部屋(冷蔵室・野菜室・冷凍室・チルドルーム)
どの部屋を最も使用するのか?どの機能を優先するのか?
1つ決めましょう!その部屋に特化した冷蔵庫を購入すれば間違いない。
③メーカー
メーカー別の冷蔵庫の特徴を把握するのが必須。
メーカーが決まれば選択肢が絞られる。
④デザイン
デザインは絶対にお洒落なものを選ぶ。
以上、家電男児でした。
最後までご閲覧頂きありがとうございました。