どーも。家電男児です。
値段が同じ加湿機能付き空気清浄機と空気清浄機が並んでたらどちらを購入しようと思いますか?
通常なら、「同じ値段なら2つの機能を持つ加湿空気清浄機が良い」って思われますよね。
しかし、そこが落とし穴です。
この記事ではなぜ加湿機能付きの空気清浄機を買わない方がいい理由について解説していきます。
ご参考程度にみていただけると幸いです。
実は空気清浄機に加湿機能はないほうがいい理由
結論から申し上げると「空気清浄機に加湿機能はないほうがいい」です。
その理由とは?
・清潔にしていないと空気を汚す
・ランニングコストがかかる
これらのことが挙げられます。
とはいえ、これらの項目に関して問題無くこなせる方には、逆に加湿機能付きの空気清浄機の方がメリットはあると思います。
それぞれ深掘りしていきます。
お手入れが手間
まず加湿機を清潔に保つことがとても大切です。
清潔に保つための大切なメンテナンスをご紹介します。
・2日に1回、水を溜めるケースを洗う
・2週間に1回フィルター清掃
これらのことを定期的に行なう必要があります。
水を毎日替える
水の交換は毎日する必要性があります。
もしタンク内に残っていたとしても捨てて、洗ってから新しい水に替えて補充してください。
水道水にはカルキが含まれており清潔ですが、時間が経つにつれてカルキが抜けて雑菌が繁殖しやすい環境になります。
なので、毎日キレイな水と交換しなければいけません。
それが結構な手間となってしまいます。
2日に1回、水を溜めるケースを洗う
空気清浄機に搭載されている加湿機能は大半の場合、気化式の加湿方法を行なっています。
フィルターに水をしみ込ませるためのケースが設置されています。
水の入ったタンクからそのケースに水を溜めます。
その溜めたケースを2日に1回は洗浄する必要性があります。
ここでは2日に1回と記載させていただきますが、できれば毎日洗浄した方がより清潔に保つことができます。
数日間、放置してしまうと雑菌が繁殖してしまい、ぬめりや赤カビが発生してしまいます。
ここの清掃は水を毎日交換する手間より面倒な作業です。
2週間に1回フィルター清掃
加湿フィルターもお手入れが必要です。
意外と加湿フィルターを洗浄していない方が多いかと思います。
なぜお手入れする必要があるのか?
数日間使用しているとこちらもやはり雑菌が繁殖してしまいます。
さらに、カルキが固まってできた白い汚れがつきます。
これらを清潔にする必要があるからです。
清掃方法は?
菌を除菌、白い汚れをとるためにはクエン酸を溶かした水に2~3時間程つけ置きします。
それからよく洗い流し、アルコールを含むペーパー等で拭き取ってあげます。
そうすることでフィルターを清潔に保つことができ、長持ちさせることができます。
加湿機能を使用するとこのような手間がかかってしまい、とても大変です。
このような手間が苦では無い方には、加湿機能付き空気清浄機はおすすめします。
このような方には、加湿機能がついていない空気清浄機をおすすめします。
清潔に保たないと空気を汚す
先ほどお伝えしたような加湿機能に対するお手入れができていないと空気清浄機なのに、「汚い空気排出機」になってしまいます。
雑菌をばらまく流れは?
こんな悪循環が生まれてしまいます。
これでは、空気清浄機の意味がありません。
雑菌が繁殖しにくい加湿器もありますので、別で購入した方がいいと思います。
加湿器についてはこちらの記事が参考になります。
4種類の加湿方法をする加湿器の選び方!!メリット・デメリットを解説。
とはいえ、加湿機能がついていても加湿を一切しなければ問題はありません。
また、ここ最近では各メーカーの技術力でカバーしている加湿機能付き空気清浄機もあります。
雑菌を繁殖しないように水を除菌してから加湿できるような商品もありますので一度調べてみるといいと思います。
ランニングコストがかかる
加湿をしようとするとコストもかかります。
例を挙げてみると
・フィルター交換費
・洗浄するための洗浄剤費
電気代
金額的にはそこまで負担は大きくないでしょう。
加湿フィルターを回転させるだけなのであまり気にしなくてもいいレベル。
フィルター交換費
加湿フィルターは、1年に1度の交換を推奨されています。
メーカーにもよりますが、少し高め。
おおよそ2000円~4000円程度。
毎年交換し、5年使用すると1万円以上かかると思うと出費である。
洗浄するための洗浄剤費
洗剤の金額としては数百円程度。
クエン酸系と洗剤の2種類。
洗浄する頻度は高いので多く使用したとして1年で1000円ぐらいでしょうか。
加湿機能のない空気清浄機なら、この4機種がおすすめ

加湿機能のない空気清浄機ってどんなのがあるの?

案外、知られていないですよね。
加湿機能が非搭載の高性能な空気清浄機を4機種ご紹介します。
ブルーエア 空気清浄機 Classic 490i
ブルーエアは、スウェーデンの空気清浄機メーカーで世界中で人気の高い空気清浄機。
日本でも認知されてきており、今後さらに注目されるメーカーに間違いない。
フィルター性能が高く、0.1μmまでの有害物質を99.97%除去することができる。
ハウスダスト、アレル物質などの有害な物質を除去し、清潔な空気を実感することができます。
バルミューダ 空気清浄機 BALMUDA The Pure
人気家電メーカーのバルミューダの空気清浄機。
なんといっても、このスタイリッシュで高級感のあるデザイン性が特徴的。
すばらしいのはデザインだけでなく、フィルター性能も優秀である。
0.3μmの微粒子を99.97%除去が可能なTrueHEPAフィルターを搭載。
また、航空機に使われるファンの技術を採用しており、部屋中の空気を循環することができる力も備えている。
これにより、部屋全体の空気がムラなくキレイにすることができます。
ダイソン 空気清浄機 Dyson Pure Hot + Cool Link HP03IS
ダイソンの空気清浄機は、羽のない扇風機でトレンドになったデザインを採用している。
高級感のあるオシャレなデザインが魅力的。
1台で3役の機能をはたす便利な空気清浄機です。
「空気清浄機」「扇風機」「暖房器具」として1年を通して活躍してくれる力強いアイテムだ。
もちろん首振り機能も搭載しているので、空気を循環させるにも最適。
COWAY 空気清浄機 AIRMEGA 150
あまり知られていないメーカー「コーウェイ」ですが、韓国のメーカーで圧倒的にコスパの高い空気清浄機が魅力的です。
低価格でありながらもフィルター性能が超優秀で、0.01μmの超微細粒子を99.99%除去できる。
むしろ他のメーカーよりも除去率が高いという逆転現象。
適用床面積が20畳とやや小さいため、大きなリビングに設置するよりかは、寝室や子供部屋などのスペースに最適です。
また、カラーバリエーションが「ホワイト」「ピンク」「グリーン」の3色から選ぶことができるところもポイントの1つ。
【まとめ】空気清浄機に加湿機能はないほうがいい
おさらいすると
・手間と時間とお金がかかる
・お手入れしていないと部屋の空気を汚す恐れがある
加湿機能付き空気清浄機は加湿機能が無かった方が良かったのか?
手間やお金のことが気にしないような方には加湿機能が付いていた方が良いと考えられる。
これらを理解した上で空気清浄機をご購入することをおすすめします。
家電男児のひとこと
空気清浄機以外の家電でも同じことが言える。
一見、機能がたくさん搭載している家電は良さそうに思える。
しかし、その裏にはデメリットも隠れているので注意深く考えて購入してください。
以上、家電男児でした。
最後までご閲覧いただきありがとうございました。