2000年にシャープが「プラズマクラスター」搭載の空気清浄機を発売しました。
今現在、プラズマクラスターって良いイメージのものですよね。
でも、なにがいいのか?どんなものなのか?ってはっきり言ってよく分からない方が多いと思います。
家電を選ぶ際には、知っておくべき知識だと思います。
なので、今回はプラズマクラスターとはどうゆうものなのか、実際にどんな効果があるのかを解説していきます。
プラズマクラスターとは?
プラズマクラスターとは、プラズマ放電によって作られたプラスとマイナスのイオンのことです。
ピンとこないですね。
わかりやすく言うと、
空気中に含まれる酸素と水をプラズマ放電によって発生する。
酸素のプラスイオンと水素のマイナスイオンのことです。
それぞれのイオンの周りにに水の分子がくっつきます。
その形がまるでブドウのような形をしています。
だからプラズマクラスターのロゴがブドウのようなデザインになっているんですね。
そしてそのイオン同士が空気中で結合するとOHラジカルに変化するという原理です。
なんとなくイメージできましたかね。
OHラジカル(正式名称:ヒドロキシルラジカル)とは、酸化力が強いイオンで、糖質やタンパク質や脂質などあらゆる物質と反応しやすいとされています。
OHラジカルは、花粉やペット等のアレル物質やカビやウイルスなど人体に悪影響のある物質を抑制する効果を持っています。
プラズマクラスターの効果は?
・付着カビ菌の増殖を抑える
・浮遊ウイルスの作用を抑える
・付着ウイルスの作用を抑える
・浮遊菌の作用を抑える
・ダニの糞や死がいの浮遊アレル物質の作用を抑える
・タバコの付着臭を分解・除去
・付着した排泄物臭を消臭
・付着臭い原因菌を除菌
・静電気を抑える
と、されています。
静電気を抑える効果もあるんですね。
理由としては、プラズマクラスターはプラスイオンとマイナスイオンで構成されているため、帯電している逆のイオンが結合して抑制されます。
これだけでは、難しくてよく分かりませんね。
要するに、人の体の周りには、プラスの電気をたくさんまとっている状態となっています。
そこで、プラズマクラスターが発生させると、そのマイナスのイオンが人の周りのプラスの電気と結合します。
そうすることで、プラスとマイナスが「0」になり、静電気を抑制するということになります。
プラズマクラスターにも発生させる濃度によってランク付けされています。
プラズマクラスター25000
プラズマクラスター7000:イオン濃度が低い
この順でイオン濃度が低くなっていきます。
プラズマクラスター搭載の商品を購入する際には必ずチェックしましょう。
【まとめ】シャープの「プラズマクラスター」
キレイ好きな日本人にはかかせないものとなっていますね。
僕もシャープのプラズマクラスター搭載のエアコンを愛用しています。
なかなか見えたり、肌で感じたりできないですけど、エアコンをつけていてもあまり喉が痛くなったり乾燥し過ぎている感じがあまりないので効果を実感できています。
ペットや小さなお子様がいる家庭にはおすすめです。
以上、家電男児でした。
最後までご閲覧ありがとうございました。